善光寺宿坊・吉祥院 | 吉祥院の紹介

善光寺宿坊 吉祥院は、信州 善光寺の永代宿坊です。

当院について

善光寺の一山、永代宿坊として善光寺の歴史と共に歩み続け、全国より善光寺へお越しになる皆様をお迎え致しております。

入口の樹齢200年以上と伝えられている赤松の門が歴史を感じさせます。

内佛殿「實相殿(じっそうでん)」とご本尊、弘法大師

實相殿は明治24年の善光寺大火の後、山梨の天野伴蔵一族により再建され、建築は室町時代の様式を取り入れています。
またご本尊は、弘法大師が百日滞留した時に自ら彫ったもので「弘法堂」とも呼ばれています。(注:県立歴史資料より)
お大師様のお参りにと宿泊される方もいらっしゃいます。

一口メモ

弘法大師(空海)(774年から835年)は我が国真言密教の開祖として知られ、日本書道史上の第一にあげられる能書家として有名です。嵯峨天皇、橘逸勢とともに古来より三筆と称されています。

弘法筆を選ばず
達人・名人は道具のよしあしを問わないと言うたとえ。しかし空海の漢詩文をまとめた性霊集には、能書は必ず好筆を用ゐる(中略)字に逐って筆を変ずと記されています。字の上手な人こそ良い筆を使い、どんな字を書くかで筆も使い分けるべきだと考えていたようです。

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